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おかしのくにのうさこちゃん [絵本]

「おかしのくにのうさこちゃん」ディック・ブルーナ 文・絵 福音館書店

 だいたい3歳~。約2分30秒。
 2005年にオランダで発行され、日本の福音館書店が2007年に発行しています。
 次女みき(仮)が幼稚園の頃よく読んで、今回おはなし会のために改めて練習で読んだら、うさこちゃんの表情といい、言葉のリズムといい、読みやすくて子どもの心に響くだろうなあと思いました。
 おかゆを食べているうさこちゃんが(ここがおかしのくにだったら)と想像しています。子どもだったら一度は思うだろうな、子どもが共感できるのではないでしょうか。

 そういうオイラも、ここがおかしのくにだったらと妄想し、いやいやオイラの年では中性脂肪やら悪玉コレステロールやらの数値がえらいことになるぞとお菓子を諦めるのです。共感。

こねこにこにこねどこでねころぶ [絵本]


こねこにこにこ ねどこでねころぶ (ことばあそびの絵本)

こねこにこにこ ねどこでねころぶ (ことばあそびの絵本)

  • 作者: 石津 ちひろ
  • 出版社/メーカー: BL出版
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: ハードカバー


 石津ちひろさんの早口言葉に、藤枝リュウジさんの可愛いのか雑なのか(笑)、味のある絵が魅力的絵本。

 タイトルの「こねこにこにこねどこでねころぶ」をはじめとした、リズミカルな文。とっても楽しい絵本です。言葉が転がっていく感じがします。
 真面目くさって読むとつまらないけれど、早口だとついうっかり噛んでしまう、お話会で読むとすると、読み方は難しいかも。自分の子どもなら気にせず楽しく読めるんですけどね。


ジブリの哲学 [本]


ジブリの哲学――変わるものと変わらないもの

ジブリの哲学――変わるものと変わらないもの

  • 作者: 鈴木 敏夫
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2011/08/11
  • メディア: 単行本


 スタジオジブリの鈴木敏夫さんが、ジブリにまつわる様々なエッセイや宣伝用の記事、対談などを集めたもの。

 ジブリの宮崎駿さん、高畑勲さんについてのことや、ジブリの映画を作っていく上でのポリシーや、作品に込める思いなど、本当にたくさん知ることができました。
 町工場的なスタイルで、質も良く、商業的に成功する作品を作り続けてきたのは、宮崎さん、高畑さんのカリスマ性だけでなく、ジブリで働くスタッフの力も重要だったのだと感じました。

 この本を読んで、前にも読んだことあるかなあ……と思った文章は「仕事道楽ー新版」にも載っていたものでした。

 鈴木敏夫さんが書かれた文章が余すところなく載っているように思います。ボリュームがすごいです。それぞれの映画ができたときにまつわる話が色々載っていて面白かったです。


だれもが知ってる小さな国 [本]


だれもが知ってる小さな国

だれもが知ってる小さな国

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/10/28
  • メディア: 単行本


 佐藤さとるさんの「だれも知らない小さな国」などのコロボックルシリーズを受けて新しく書かれた物語。

 比古(ヒコ)は、「はち屋」の息子で小学3年生。「ハチ屋」とは養蜂業のことで、日本の各地で咲く花の蜜を追いかけて、季節ごとに移動する。
 いつもの夏のように、比古は家族と一緒に北海道の学校に転校してきた。毎年夏限定の生徒で、クラスメイトも知った顔だけど、その年は僕のほかにもう一人転校生がいた。その子の名前は比売(ヒメ)で、今年からお父さんが「ハチ屋」の跡を継ぐという。

 ヒコとコロボックルの出会い、北海道の花々や木々の風景、ヒコやヒメの心情などが生き生きと描かれていて、有川さんの文章のすごさを改めて感じました。自然の中、特に木や草花の描写が素晴らしい。
 佐藤さとるさんのコロボックルシリーズを受けて書かれていますが、有川さんらしい、幸せな気分になる一冊です。


ない仕事の作り方 [本]


「ない仕事」の作り方

「ない仕事」の作り方

  • 作者: みうら じゅん
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/11/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 「ゆるキャラ」「マイブーム」「見仏記」などで知られるみうらじゅんさんの本。

 ひこにゃんやくまモン、バリィさんなど、ゆるキャラがブームになり今では安定した人気を保っています。みうらじゅんさんは、その「ゆるキャラ」という言葉を生み出し、世間に認知させた人です。
 ジャンル分けがないものに、名前をつけ、それが面白いものなんだよと売り込む、面白いかどうかじゃなくてとにかくそれを好きになって周りの人々に言いまくる、そうしてたくさんのブームを作ってこられました。
 目の付け所が何ともニッチというか、新しいブームは思いがけないところから生まれるものだなあと感じました。
 漫画家でもあり、エッセイストでもあり、ミュージシャンでもあるみうらさんだからあれだけのブームになったんだろうという気もします。


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