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クマムシ研究日誌: 地上最強生物に恋して [本]


クマムシ研究日誌: 地上最強生物に恋して (フィールドの生物学)

クマムシ研究日誌: 地上最強生物に恋して (フィールドの生物学)

  • 作者: 堀川 大樹
  • 出版社/メーカー: 東海大学出版部
  • 発売日: 2015/06/02
  • メディア: 単行本


クマムシ博士である堀川大樹さんの,今までの研究人生をつづられた書籍。

堀川さんが地上最強生物といわれるクマムシと出会い,研究に勤しんできた日々が書かれています。
研究者だから,つまらない文章だろうと思ったらとんでもない。
確かに,何でもないボンクラ主婦のオイラにとっては,正確を期するために,必要以上に緻密に,長いと感じる部分があります。
ところが,その内容を説明するためにいきなり「婚活パーティーに参加しても理想の人が見つからなかったのに,ある日他部署から異動してきた人に一目惚れした」「進撃の巨人に出てくるような,数重に囲まれた街」といった,比喩表現が出てくるのです。研究者でありながらそれを一般の人に噛み砕いて分かりやすく伝える能力の高い方です。

印象に残ったのは,北大大学院時代に,豊平川に架かる橋で採集した,ツメボソヤマクマムシの一種(和名なし)が,藻類で繁殖し飼育でき,なおかつ乾燥耐性,放射線耐性のある,堀川さんにとってまさに追い求めていたクマムシであることが分かるくだりです。
後に和名ヨコヅナクマムシと命名され,堀川さんの研究のパートナーとなります。よい出会いをしたなあと,文章からひしひしと感じました。
もちろん,クマムシさんだけでなく,堀川さんの研究を導いたさまざまな方々との出会いがあったから,NASAやフランスなどでも活躍できたのでしょう。

これからのクマムシ研究所設立の野望など,活躍がめっちゃ楽しみです。
設立したら,実験器具洗浄などのアルバイトとして雇ってほしいなあ。(笑)
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