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関口知宏のヨーロッパ鉄道大紀行 ハンガリー、クロアチア、スウェーデン、ポルトガルを過ごした40日間 [本]


関口知宏のヨーロッパ鉄道大紀行: ハンガリー、クロアチア、スウェーデン、ポルトガルを過ごした40日間

関口知宏のヨーロッパ鉄道大紀行: ハンガリー、クロアチア、スウェーデン、ポルトガルを過ごした40日間

  • 作者: 関口 知宏
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2017/10/31
  • メディア: 単行本


 俳優、ミュージシャンと多彩な活動をしている、関口知宏さんの旅日記シリーズの一冊。
 この巻は、ハンガリー、クロアチア、スウェーデン、ポルトガルの4か国をそれぞれ10日間ずつ、合計40日の旅日記。
 イラストがとてもきれいです。

 ハンガリーは、頑なに正しさにこだわる真面目な人たち。
 クロアチアは、温和で大らかな人たち。だが紛争の爪痕があちこちに残っている。
 スウェーデンは個人主義で合理主義。無駄を排除し極めてシンプルな生活。
 ポルトガルはラテン系の楽観的な国民性。人々にオトナであるという気質を感じるそう。

 ヨーロッパのくくりではありながら、それぞれカラーが違う。北のゲルマン系、南のラテン系だけではくくれない多様さがあること、それが世間一般のその国のイメージと似て非なるところがたくさんあった。

 それにしても、関口知宏さんのコミュ力の高さといったら。素晴らしいとしか言いようがない。すごい。

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身の丈にあった勉強法 [本]


身の丈にあった勉強法

身の丈にあった勉強法

  • 作者: 菅 広文
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/11/02
  • メディア: 単行本


 高学歴といわれているお笑いコンビ,ロザンの菅広文さんが,勉強法について書かれた本。

 「京大芸人」の相方,宇治原史規さんとは,大阪教育大付属高等学校天王寺校舎で出会う。そしてお笑いコンビを組むに当たり,宇治原さんに京大に行くよう勧めたのは菅さんである。

 菅さんが「京大芸人」「京大少年」の中で書かれていた,宇治原さんの勉強法は,普通の人にとっては意味がないと書かれている。
 たとえば,1日11時間勉強する。そんなのは一般人には無理。

 それなら,どうすればいいか,宇治原さんの勉強法も踏まえつつ,その中から普通の人に役に立つと思われる勉強法を紹介しています。
 はて,紹介していると言っていいのでしょうか。
 とにかく,文章が面白くて,けどあんまり大きな声も出せずにニヤニヤ,ブヒブヒ言っている状態です。
 面白いです。あっという間に読んでしまって,でもまあ,勉強法というよりなんか勉強が絡んだ面白いエッセイを読んでいるような感じです。
 菅さん,自分自身のことを「中学歴」って書いているけれど,そんな卑下しなくてもいいのに。

 何が頭に残っているのは自分でもよくわかりませんが,なんだかんだ言っても菅さんと宇治原さんは仲がいいんだなと感じます。


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スマホゲーム依存症 [本]


スマホゲーム依存症

スマホゲーム依存症

  • 作者: 樋口進
  • 出版社/メーカー: 内外出版社
  • 発売日: 2017/12/26
  • メディア: 単行本


 精神科医の著者が,「スマホゲーム依存」と,それからの回復を目指した治療について書かれた本。

 「スマホゲーム依存」からの回復の難しさは,インターネット,スマホが生活の必需品になり,それ無しで生活していくことが非常に難しくなってしまったことである。「アルコール依存症」「ギャンブル依存症」の場合,アルコールは摂取しない,ギャンブルはやらない,といった,断って依存から抜け出す方法が取られる。

 スマホ依存はグレーであり,ゲーム以外のことでスマホを使っているときに,ゲームからのプッシュ通知があると,それをきっかけにスマホのゲームを始めてしまう。
 スマホゲームは,はじめは無料でインストール,登録ができ,ゲームを始めるためのハードルは低い。
 また,ガチャと言われる,ゲームを有利に進めるアイテムを得るためのシステムがある。より良いアイテムを得るために課金をし,場合によっては課金が高額となってしまう。はじめは通勤の合間,ちょっとしたスキマ時間にやっていたものが,次第に生活を脅かすほど長時間ゲームにのめり込むようになる。
 精神科医の立場から,依存症になるまでの過程,ネット依存の特徴などが書かれている。

 また,ネット依存かどうかを判定する診断ガイドライン,ネット依存から立ち直る治療のプログラムなどが書かれている。

 高1の長女ひでひ子(仮)に勧められ,ついついハマってしまったゲームがいくつかあるのですが,オイラ自身「課金はダメ,ゼッタイ」のラインを引いておきたいと思った。とにかく眼精疲労と視力低下がひどいのです。ひでひ子にも釘を差しておかねば。

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関口知宏のヨーロッパ鉄道大紀行 オランダ,ベルギー,オーストリア,チェコの40日間 [本]


関口知宏のヨーロッパ鉄道大紀行: オランダ、ベルギー、オーストリア、チェコの40日間

関口知宏のヨーロッパ鉄道大紀行: オランダ、ベルギー、オーストリア、チェコの40日間

  • 作者: 関口 知宏
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2016/09/27
  • メディア: 単行本


 俳優の関口知宏さんが,8年ぶりに鉄道の旅をして,その旅の記録と,描いてきた絵日記を書籍にしたもの。

 オランダ,ベルギー,オーストリア,チェコの4か国をそれぞれ鉄道で10日間ずつ巡られた。
 街の人達と触れ合い,さまざまな場所へ行く。本を読みながら追体験しているような気分になる。

 鉄道メインのようでいて,実のところそれぞれの国の人々に触れ合ってきた日記なのでは。

 ヨーロッパの国はそれほど大きくはないのに,人々の個性がそれぞれあるのだと感じされられた。
 オランダでは倹約家で現実主義,それは,水害や地盤沈下に対応するため生まれた気質なのではないか。
 ベルギーではオランダ語を話すフランダース地方とフランス語を話すワロン地方,さらにドイツ国境近くではドイツ語も話され,多種多様な人々が互いに理解しようとしている。
 オーストリアも多民族国家で,民族が入り混じって発展してきた国でもあるため,移民には寛容。無邪気さとポジティブさ。力による支配でなく協調。
 チェコは長い歴史の中で大国に翻弄され,言いたいことを飲み込んでしまう内向きさもある。日本に似ているところがあるそうだ。

 政治的な国境線だけでなく,言葉,民族,さまざまなものが入り混じって,しかしながらそれぞれの国の特徴があるんだなあと感じた。

 さらに,関口さんが色鉛筆で書いた絵がとてもきれい。字もきれい。なんでもできる子だな。
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シティ・マラソンズ [本]


シティ・マラソンズ

シティ・マラソンズ

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/10
  • メディア: 単行本


 ニューヨーク,東京,パリの3つのシティ・マラソンを舞台に書かれた3編の小説。

 娘がニューヨークシティマラソンに出るから,お目付け役としてニューヨークシティマラソンに出ろとワンマン社長に押し付けられた主人公。乗り気でなかったが……。三浦しをんさん「純白のライン」。

 中学・高校を殿に陸上部で過ごした悠人と湊。悠人は社会人となって走らなくなっていたが,音信がなかった湊から東京マラソンに出ると電話が……。あさのあつこさん「フィニッシュ・ゲートから」。

 夕は5歳下の妹のバレエの才能を見せつけられ,限界を感じバレエを辞めた。そして日本から逃げるようにパリに留学した。パリで出会った金髪の女性とゴールデンレトリーバー。彼女たちの走る姿を見て,夕もランニングを始める。近藤史恵さん「金色の風」

 それぞれ,とても引き込まれた短編でした。
 市民ランナーとして走るまでの,心の葛藤,挫折,複雑な思いを読みながら感じました。
 シティ・マラソンは,思いを抱えながら走る,走ることで心が解放される。どんなランナーのことも受け入れる不思議な場所だ。

 この作品は,アシックスが2008~10年に行ったWEBサイトとモバイルサイトでの「マラソン三都物語~42.195km先の私に会いに行く」キャンペーンのために書き下ろされたそうです。

 これを読んで自分も走りたいと……は思いませんでした。すみません。運動神経悪いし体力ないので。
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掟上今日子の挑戦状 [本]


掟上今日子の挑戦状

掟上今日子の挑戦状

  • 作者: 西尾 維新
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/08/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 忘却探偵シリーズの三冊目。
 今回は、三つの事件の話。
 元は競泳選手を目指していた鯨井留可(くじらい るか)ライバルの選手の殺人
容疑のアリバイの話。
 アパレルショップ『ナースホルン』の試着室で起こった密室と言っていいのか微妙だけど密室殺人事件。
 人材紹介会社『縁結人』で起こった殺人事件と、残されたダイイングメッセージ。

 どの話もさくさく読めて面白かったです。今回はホームズに対するワトソン的な位置に三人の警部です。


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掟上今日子の推薦文 [本]



掟上今日子の推薦文 (講談社BOX)

掟上今日子の推薦文 (講談社BOX)

  • 作者: 西尾 維新
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/04/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

「掟上今日子の推薦文」西尾維新・著 講談社

 掟上今日子、忘却探偵シリーズの二冊目。次の日には記憶がなくなってしまうからこそ、一日で事件を解決する名探偵。二冊目は美術館、美術に関わる人や場所が舞台のミステリー。
 この本は長編で、前の『掟上今日子の備忘録』とはまた違う味わい。
 面白く読めました。

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掟上今日子の備忘録 [本]


掟上今日子の備忘録

掟上今日子の備忘録

  • 作者: 西尾 維新
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/10/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 新垣結衣さん主演ドラマの原作。ドラマでは白髪の新垣結衣さんが可愛かった印象です。
 原作本もあっという間に読みました。

 『私は掟上今日子。25歳。置手紙探偵事務所所長。白髪、眼鏡。記憶が一日ごとにリセットされる。』
 左腕にマジックペンで書かれたメモ。掟上今日子は、難事件を一日て解決する名探偵。だがそれは毎日記憶をなくしてしまうからであった。

 更級研究所、笑井研究室から、機密事項の入っているSDカードがなくなった。室長は怒って怒鳴り散らした。そして、疑われたのは、この研究室に入ってまだ2ヶ月目の助手、隠館厄介(かくしだて やくすけ)であった。

 子どもの頃から無実なのに事件の犯人として疑われやすい厄介。無実の罪を晴らすべく、名探偵・掟上今日子に犯人探しを依頼した。

 一日で記憶がなくなってしまう掟上今日子、更級研究所、笑井研究室の人々に聞き取り捜査を始めるが……。

 5話にはなっているけれど、三つの事件の物語。探偵掟上今日子に時間がないからこその速い展開でした。
 子どもの名前に厄介(やくすけ)なんてつけないだろとか、所々突っ込みたいところはありましたが面白かったです。


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僕はホルンを足で吹く 両腕のないホルン奏者 フェリックス・クリーザー自伝 [本]


僕はホルンを足で吹く~両腕のないホルン奏者 フェリックス・クリーザー自伝~

僕はホルンを足で吹く~両腕のないホルン奏者 フェリックス・クリーザー自伝~

  • 作者: フェリックス・クリーザー
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2017/06/16
  • メディア: 単行本


 最近、Youtubeで、彼の演奏を聴いた。彼専門のスタンドにホルンが乗せられていて、さっと右足を上げロータリーバルブを動かす。まさかの速いパッセージ。軽やかで明るいホルンの音色。リップスラーでの速くて正確なトリル。
 彼は右足でホルンを演奏している。

 生まれつき両手のないフェリックス。だが幼少期の彼はやんちゃだったらしい。その彼が4歳でホルンと出合い、吹き始める。楽しかったようだが、他の遊びと同列で、特別とまではいえないものだった。

 転機となったのは当時の先生からの言葉。「ホルンは素晴らしい趣味だが、職業としては他のものを探すべきだ。」

 怒りを覚え憤りを感じながらも、ホルン奏者として生きる意思を固めたクリーザー。地元の音楽学校や音大でのレッスン、演奏活動。ラジオへの出演やCDの録音。
 多忙でありながら、完璧主義ともいえるほどホルンの演奏に取り組んでいる。

 ハンディキャップがあるかないかは関係なしに、一つのことに打ち込んで、それで身をたてるというのはすごいし、素晴らしいことだと感じる。

 オイラも学生のときホルン吹いていたのだが、フェリックスほど上手くできたらいいのになあ~と思った。
 いや全然吹いてないだろと突っ込まれるのは自分でも分かっている。
 なんの因果か吹奏楽部ホルン吹きになった高1長女ひでひ子(仮)と中1次女みき(仮)より音が出てないことも知っている。

 それだけに、フェリックスすげーなーと思う。

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革命のファンファーレ [本]


革命のファンファーレ 現代のお金と広告

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

  • 作者: 西野 亮廣
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/10/04
  • メディア: 単行本


 吉本芸人のキングコング西野亮廣さんによる、ビジネス書。いや、ビジネスだけというわけでもないような気が。

 「えんとつ町のプペル」が32万部を越えた。5千部売れればヒットと言われる絵本市場のなかではとてつもない売り上げである。
 もちろん「えんとつ町のプペル」の絵本自体の出来が素晴らしい(ただしヤングアダルト~大人向け)が、ここまで売れるためには、それだけでなく、世間に広めていく手法や仕掛けがすごかった。

 有名人である西野さんだからできるでしょ?というツッコミにも答えられていて、既存の方法ではなく、それを打ち破る工夫やアイデアが必要だなと感じた。

 ただ、何かを生み出すためにはアイデアだけではなく、それを実現するだけの努力が必要で、西野さんはその努力を積んでこられたのだと思う。
 誰にでもできることではないなあと感じた。

 で、「えんとつ町のプペル」製作についてもかなり割かれています。
 この絵本を作るところから、読者に手渡し、さらにイベントやSNSなどを通してファンを広げていく様が、西野さんにとってもひとつのモデルケースなんだろうなあということを感じた。

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