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なさけないけどあきらめない [本]


チェルノブイリ・フクシマ なさけないけどあきらめない

チェルノブイリ・フクシマ なさけないけどあきらめない

  • 作者: 鎌田 實
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2011/07/07
  • メディア: 単行本


 「がんばらない」「あきらめない」などの著書がある、医師の鎌田實さんが福島の原発事故とその後の活動について書かれた本。ベラルーシで、チェルノブイリ原発事故の後、小児がんなどの医療ボランティアをしてきた方が、福島第一原発事故について書かれています。

 地震と津波のあと、対応が全て後手後手になってしまったこと、東電のトップ等、原子力発電を推進してきた立場の者が責任を全く果たさないこと、それらの対応に対する怒りと、避難をしなければならない人々への思いなど、実際に南相馬市を始め福島県各地を見て回った方ならではの視点で書かれています。
 原発事故当時のブログの記事で、原子力行政に対する怒りが分かります。住民たちは何も悪くない、けど実際に苦痛を感じているのは、弱者である普通の人々。責任を取るべき人が何も果たしていない。

 子供たちのために、できる限り放射線量は少ないほうがいい、けれども、お年寄りにとっては避難してコミュニティが壊れるリスクの方が大きいときもある、問題なしのマルでなくて、マルを目指しつつもどこかで妥協する三角も必要なのではないか。それが「なさけない」けどあきらめないというタイトルにでているのではないかと個人的に感じました。
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ストーリー・セラー [本]


ストーリー・セラー

ストーリー・セラー

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/08/20
  • メディア: ハードカバー


 有川浩さんによる、小説家を主人公とした2編の物語。Side:Aは「面白い小説を売ります」をコンセプトにした、「Story Seller」というアンソロジーに初出。小説新潮 2008年5月号別冊、現在は新潮文庫刊に掲載されたものです。

 Side:A、Side:Bともに、女性小説家と夫の物語。ざっくりでごめん。うっかり書くとネタバレしそうだからこれ以上書けねぇ(笑) でもすっごく面白くて、それで切なくなります。
 だがしかし、有川さんの書く男性は、なぜ皆、ベタ甘で濃やかでそいでもってカッコイイのだ。そんな男いねぇよ、とやさぐれていきなり終わるのであります。

 新潮文庫刊のStory Sellerはこちら。↓

Story Seller (新潮文庫)

Story Seller (新潮文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/01/28
  • メディア: 文庫


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野宿もん [本]


野宿もん

野宿もん

  • 作者: かとうちあき
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2012/02/17
  • メディア: 単行本


 著者かとうちあきさんは、旅コミ誌「野宿野郎」の編集長で、筋金入りの野宿野郎(笑)です。そのかとうさんの野宿エッセイ。

 誕生日野宿とか、披露宴野宿とか信じられないシチュエーションの野宿話だったり、野宿に目覚めた高校生時代の話だったり、旅で出会ったちょっとダメな感じの人の話だったり、笑いながらも、読後はほっこりします。
 本屋野宿をやった伊野尾書店の店長グッジョブ(・∀・) オイラもこんなイベントあったら参加したいと思わされました。
 酔っぱらいたちがみんなでダメになっている感じも楽しそう。オイラ下戸だけどね。
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「通信」のキホン (イチバンやさしい理工系シリーズ) [本]


「通信」のキホン (イチバンやさしい理工系シリーズ)

「通信」のキホン (イチバンやさしい理工系シリーズ)

  • 作者: 井上 伸雄
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2010/12/18
  • メディア: 大型本


 SoftBank Creativeによる、イチバンやさしい理工系シリーズの本。
 理工系の素人向けに、通信、昔でいうところの電話、現在は光ファイバーを利用した音声、データ、放送の通信技術など、余すところなく、ものすごく分かりやすく書かれています。
 現在の技術が分かりやすく載っていて、へぇーへぇーと思うことがたくさんありました。
 用語解説なども、各ページの脚注にコラム的に載っていて、何かものすごく通信に詳しくなった気がします。

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9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方 [本]


9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方

9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方

  • 作者: 福島 文二郎
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2010/11/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 ディズニーランドで、新人教育に携わってきた方の本。

 リーダー論ですが、取っつきやすく、難しいことは書いてない印象です。ただ、書かれていることを実践するのはすごく難しそう。さすが、ディズニーランドのあの観客を楽しませる世界は、キャストの皆さんが生き生きと仕事をしているからなのですね。

 後輩アルバイトに、まめに声を掛ける、アルバイトのアイデアを経営に取り入れる、上司自身が、部下に注意をする以上自分も実行する。
 当たり前といえば当たり前なのだけど、偉ぶっている人が実践するのは本当に難しいと思います。
 頑張って意識改革、素敵な職場。(・∀・)
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ゲゲゲの女房 [本]


ゲゲゲの女房

ゲゲゲの女房

  • 作者: 武良 布枝
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2008/03/07
  • メディア: 単行本


 NHK連続朝のテレビ小説、同名タイトルでも2010年に放送されたその原作本。武良布枝さんの自伝です。

 島根県安木市で生まれ育った布枝は、お見合いで武良茂(筆名水木しげる)と結婚、上京して生活を始めました。しかし、その暮らしは苦しく、家財道具を質屋に預けては貸本の報酬が来ると買い戻したり、娘さんのミルク代にも困ったり……。
 貧しい中、自分の才能を信じ、漫画を書くことに突き進む夫と、夫の才能を信じてついていく妻。まさに夫唱婦随です。
 その後、努力が報われて漫画が売れ、テレビアニメ化され、自分の時間がとれなくなるほど忙しくなった水木しげると、子育てをしながらアシスタントのチームを支える布枝。貧乏だった時代とはまた違った、忙殺される毎日でも前向きに生きている姿。すごいなあと思います。

 晩年には、夫婦で島根を訪れ、懐かしまれていました。
 またしげるが布枝さんの人柄について聞かれたとき「あの人は生まれてきたから、生きている」って答えられていて、なんだか、あるがままの人生を生きている布枝にほっこりしました。

 読んだ後、布枝の怒濤の人生なのに、穏やかに満ち足りて生きられているようで、温かい気持ちになりました。
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キケン [本]


キケン

キケン

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/01/21
  • メディア: 単行本


 小説新潮2009年7月号~9月号に連載されました。

 成南電気工科大学の機械制御研究部、略称【機研】。その名の通りキケン過ぎる二年の先輩、爆発物を扱わせたら右に出るものはいないユナボマー上野、そして通称大魔神、普段静かだがキレると手のつけられなくなる大神の二人に、翻弄される一年元山高彦たち。
 その常識はずれた危険なサークル男子の青春ストーリー。(笑)

 大学生の意味不明なエネルギーが随所にちりばめられていて読んでいて楽しいです。学園祭での学生のお祭りを超えたレベルの本気のラーメン店、工業系大学ならではの県主催のロボット相撲大会など、大学の無駄に真剣になれるところが、なんだか懐かしいなぁと。自分は教育系の大学出身で、まあ、本気でラーメン作ったりロボット作ったりはしてないのですが、大学生時代のメチャメチャ楽しかった記憶に重なる部分がたくさんありまして。

 歳取ったからとても懐かしく、キラキラして見えるんでしょうかね。
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クジラの彼 [本]


クジラの彼

クジラの彼

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 単行本


 「野生時代」に掲載された、自衛隊ベタ甘ラブロマンス短編集です。

 表題作の「クジラの彼」と「有能な彼女」は、海の底のスピンアウト、「ファイターパイロットの君」は「空の中」という長編のスピンアウトです。
 まだ「空の中」は未読なんだけど、「海の底」二人の主人公、冬原と夏木の恋愛話,こんな風に進展してたのね~なんだか良かったなぁって思いました。
 ベタ甘なのは、有川さんのいつも通り。(笑)
 そんな中、自衛隊の人々がどんな思いで訓練したり、任務に励んでいるかなどもこの本を読んで窺えて、とても面白かったです。
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ビアトリクス・ポターが残した風景 [写真集]


ビアトリクス・ポターが残した風景

ビアトリクス・ポターが残した風景

  • 作者: 辻丸純一
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2010/04/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 ビアトリクス・ポター関連の本が続いてます。他にも本を読んでない訳じゃないんだけど、ポター関連やりきってからアップしようかなぁ。

 ビアトリクス・ポターは、ピーターラビットシリーズの作品を書くとともに、ローンズリー師に影響され、ナショナルトラスト運動、つまり、自然を守り、伝統的に培われてきた古くからの文化を守り保存していく活動に取り組みました。
 愛してやまない湖水地方の農家、土地、牧場、湖などを買い取り、手つかずの自然のまま残し、自分の亡き後はその土地などをナショナルトラストに寄贈した方です。
 ポターのお陰で、現在湖水地方が乱開発から守られ、美しい風景を今に残していると言っても過言ではないでしょう。
 そのポターの残した様々な湖水地方の場所が、美しい写真で載っています。こねこのトムのおはなしにも出てきたヒルトップ農場をはじめ、ウィンダミア湖、ニア・ソーリー村などなど、ピーターラビットシリーズでお馴染みの場所や、ポターが愛した場所が出ています。
 あのおはなしの世界はこんなところだったんだ、と写真を見ながら思います。

 いつか湖水地方に行って、ポターの残した風景を生で見てみたいものですなあ。
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りすのナトキンのおはなし [絵本]


りすのナトキンのおはなし (ピーターラビットの絵本 10)

りすのナトキンのおはなし (ピーターラビットの絵本 10)

  • 作者: ビアトリクス・ポター
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2002/10/01
  • メディア: 単行本


 日本語版ピーター・ラビットのおはなし10、1973年発行、英語版では1903年発行、2作目。

 りすのナトキンは、やんちゃないたずらっ子。湖の中の島へ、木の実を取りに出掛けていきます。兄トインクルベリやいとこたちは、礼儀正しいのですが、ナトキンはブラウンじいさまの前で跳ね回り、じいさまに謎かけをする始末。しつこくふざけているナトキンに、とうとうブラウンじいさまの堪忍袋の緒が切れて……。

 ナトキンのいたずらっ子ぶりが実に可愛い。ナトキンの掛けるなぞなぞに、初めて聞くと子どもたちは???とぽかんとしてしまいますが大丈夫。よく見ればちゃんと答えが出ています。
 この物語に出てくる湖は、ポターも、過ごしたイギリス湖水地方のエスウェイト湖。湖の風景や森の中の挿し絵がとても美しい。綺麗な情景。
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